99%がいまだ地中に

cyuseiishidatami

「福楽夏号」勝山市特集「おとなの勝山ものがたり」。

「1%しか発掘されていません」。
JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMでは、
地元勝山市のガイドさんが
吉永小百合さんにこのように説明されています。

『平泉寺』は平安末期に『延暦寺』の末寺となり
僧兵集団が誕生。
源平合戦や南北朝時代の戦いで領地を広げ、
社領9万石9万貫、48社(神社数)36堂(寺院数)
6千坊(僧侶の住居である坊院数)を有する
日本最大級の宗教都市に発展しました。

しかし、戦国末期に一向一揆軍に襲撃され全山焼失。
一帯の道や建物の多くは
土に埋もれたままとなっていました。

これらの発掘調査が始ったのが平成元年。
現在、石畳道(写真)や坊院跡が発見されていますが、
それでも調査が終了したのは
予定地のわずか1%にすぎないそうです。

壮大な歴史が眠る「平泉寺」。
訪れた際は、かつて僧兵も闊歩していた石畳の道も、
ぜひ歩いてみてください(^^)/

余談ですが、
9万石をおおまかに現在のお金に換算してみると
コシヒカリ1kg 400円の計算で
年間54億円にも上るそうです^^;

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