大野市の水源『平家平』

heikedaira

今朝の新聞やテレビニュースによると、
大野市巣原地区にある『平家平』の新緑が見頃を迎えているそうです。
『平家平』はブナ林の美しさで知られ、その数なんと一万本!
「福楽夏号」の大野市特集では、同市の地下水の源の一つ「森林」にもクローズアップ。
『九頭竜森林組合』の組合長さんからお聞きした、
山の保水力を維持するために間伐を行い、
日当たりを良くして下草の生育を促すなどのお話をご紹介しています。
木の中でも特に保水力が高いのがブナ。
水分が多いゆえに腐りやすく建材にできないことから
「役に立たない、木でない木」として「橅」という字で書かれるようになったそうですが、
水の面では役立つどころか、生き物の命を繋ぐ力になっているのです。
成木1本に含まれる水分は約8トンともいわれ、
ブナがたくさん生えている森林は山全体で豊富な水を貯え、それはまさに「緑のダム」。
大野市ではブナを「市の木」に指定。
『平家平』一帯の地は、自然環境の保全と市民の憩いの場として活用され、
市民の方々による苗木作りや草刈りなどが続けられています。
鮮やかな緑と清々しい空気に満ちた『平家平』。今の時期にぜひ出かけてみたいですね(^^)
(写真ば大野市役所からご提供いただきました)

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